「身体がしんどいな」「なんだか調子が悪いな」。
そう思った時、マッサージや整体を思い浮かべる方は多いですよね。
でも、鍼灸となると「少し怖いし」「どんなことをするのか分からないし」と、選択肢の最後にされることも少なくありません…
鍼灸の世界は少し閉鎖的ではあるし…未知の領域に感じられるかもしれませんね。
このブログにたどり着いた方は、きっと「鍼灸に興味はあるけれど、どんな感じかな~」って思われてるのかな?
ってことで、ちょっとでも鍼灸を受ける方が増えればいいな~ ちゅら鍼灸院へ一歩踏み出すきっかけなればって事で、鍼灸について書いていきます。
鍼灸(しんきゅう)ってなに?
まず読み方ですが、「しんきゅう」とも「はりきゅう」とも読みます。
一般的には漢字表記で「鍼灸」とあれば「しんきゅう」と読まれることが多く、「はりきゅう」と読ませたい場合は「はり灸」と表記する傾向があります。
「鍼」という字も「針」という字も、どちらも同じ「はり」を指します。
呼び方は違っても、指しているものは全く同じものです。
鍼灸師という「国家資格」について
鍼灸師は「はり師」と「きゅう師」、この2つの国家資格を合わせた呼び名です。
それぞれ別々の資格ですが、両方の資格を併せ持っている者がほとんどです。
身体に鍼を刺したり、直接お灸をすえることができるのは、医師を除けば、このはり師・きゅう師の国家資格を持つ者だけです。
これは、法律に基づき専門的な解剖学や生理学を学んだ証しでもあります。
灸(きゅう)ってなに?
きゅう師が行うお灸は、ヨモギの葉から作られた「艾(もぐさ)」を燃やす伝統的な手法です。
今は「灸点紙(きゅうてんし)」というシール状のものを使うことで、熱さをマイルドにし、火傷の心配がないような工夫も凝らしています。
「鍼は痛そう」というイメージをお持ちかもしれません。
しかし、はり師が使う鍼は、みなさんが想像する縫い針とは全く別物です。
- 驚きの細さ:一般的な鍼の太さは0.10mm〜0.24mm。
髪の毛とほとんど変わらない細さです。
縫い針の半分以下、注射針とは比較にならないほど極細です。 - 安心の衛生管理:現在は、1回使ったら捨てる「ディスポーザブル(使い捨て)」のステンレス鍼が主流です。
1本ずつ滅菌包装されていますので、感染症の心配は一切ありません。
ピクピク ピクピク電気鍼
ちゅら鍼灸院では「電気鍼」という手法を用います。
(電気が苦手な方には使用しないのでご安心を)
電気鍼は、刺した鍼に微弱な電流を流す施術方法です。
これにより、身体は「モルヒネ様物質」という鎮痛作用を持つ物質を作り出します。
痛みを抑え、ガチガチに固まった筋肉を緩める効果が期待できる、非常に効果のある手段です。
鍼灸ってなぜ効くの?痛みを抑えて免疫力を高める鍼灸の効果
「鍼灸って、本当に効果があるの?」
Googleの検索窓に「鍼灸」と入力すると、「鍼灸 効果」というキーワードが候補に出てきます。
初めて鍼灸に触れようとしている方にとって、一番気になるのはやはりその仕組みと効果ですよね。
実は、鍼灸治療には私たちの身体が本来持っている「治そうとする力」を最大限に引き出す、科学的にも興味深い仕組みがあります。
今回は、なぜ鍼灸が痛みの改善や免疫力アップに役立つのかを分かりやすく解説します。
1. 痛みを軽くする、身体のすごい仕組み
身体にとって「痛み」は、危険を知らせる大切なアラート。
この痛みを感じると、脳はただちに危険を避けるために痛みを遮断しようとする反応を示します。
これを「下行性痛覚抑制系」と呼びます。
さらに、身体には「治す力」が備わっています。
傷や炎症が起こると、免疫細胞がそれを修復しようと動き出しますが、この時、同時に「痛みを消す物質」も分泌されます。
鍼でごく微細な刺激を与えることで、身体はそこを「修復すべき場所」と認識します。
- 修復反応の活性化:組織が刺激されることで、痛みを無くす反応が活発になります。
- 血流の促進:鍼の刺激で周辺の血管が広がり、血流が改善されます。
これにより、修復を助ける免疫細胞が患部に届きやすくなり、より効率的に痛みが抑制されるという訳です。
2. 自律神経を介して「内臓機能」を整える
鍼灸の力は、筋肉のコリだけをほぐすと思われている方が多いですが、それだけではありません。
例えば便秘気味の方に対し、大腸の働きに反射する特定のポイントへ鍼を打つことで、大腸の運動を活性化させることが可能です。
これは、自律神経の反射を応用した手法になります。
自律神経は内臓機能をコントロールする司令塔。
お腹を壊しやすい方や、過敏性腸症候群などで日常的に不調を感じている方にこそ、鍼灸治療は非常におすすめです。
3. 免疫力を高めて「負けない身体」を作る
鍼の刺激によって免疫反応が起こると、身体の中ではウイルスや菌と戦う細胞たちが活発に動き出します。
鍼という「身体にとっての刺激(異物)」を適切に与えることで、免疫細胞が集まり、細胞の数が増えます。
ウイルスを直接攻撃する細胞が増えれば、防御力は高まります。
また、過去に侵入してきた菌を記憶する細胞も増えるため、次に同じ菌が入ってきた時も速やかに特定して追い払うことができます。
このように鍼灸を継続することは、ウイルスや菌に負けない、健康的な身体づくりに貢献しています。
WHOが発表した「鍼灸が有効な43の症状」
「鍼灸って、肩こりや腰痛の時に受けるものですよね?」
鍼灸を受けられたことのない方から、ちょいちょい、このようなご質問をよくいただきます。
確かに、肩こりや腰痛、神経痛などで鍼灸を利用される方は多いですが、実は鍼灸の守備範囲はもっとず~っと広いんです。
「こんな症状も!?」と驚かれるような不調まで、鍼灸は身体のバランスを整える手助けをしてくれます。
今回は、世界保健機関(WHO)が発表している鍼灸の適応疾患の話でもしようかな~と思います。
WHOが認めた「鍼灸の可能性」
みなさんも一度は耳にしたことがあると思う「WHO(世界保健機関)」。
全世界の人々が可能な限り健康に過ごせるよう活動している国連の専門機関です。
WHOが定義する健康とは、単に病気ではないとか、身体が弱っていないということだけを指すのではありません。
肉体的、精神的、そして社会的に、すべてが満たされた状態こそが真の健康だとされています。
身体が痛いことだけが不調ではないということです。
心も元気で生活も安定していて、それでやっと健康。
この理想は少し高いかもしれませんが、どれか一つでも欠ければ身体は不安定になるものです。
だからこそ、このWHOが「鍼の適応疾患」として鍼灸治療の可能性を世界に示したことは、私たち鍼灸師にとって非常に大きな意味を持っています。
WHOが発表した「鍼の適応となる43疾患」
WHOは1979年に、臨床経験に基づき「鍼灸治療が適応となる43の疾患」を発表しました。
意外に思われるかもしれませんが、以下のような幅広い症状がリストアップされています。
- 呼吸器系:急性気管支炎、感冒など
- 眼科系:急性結膜炎、近視(小児)など
- 口腔系:歯痛、抜歯後疼痛など
- 胃腸系:胃炎、便秘、下痢、胃酸過多など
- 神経・筋・骨格系:頭痛、片頭痛、神経痛、五十肩、腰痛、坐骨神経痛など
もちろん、これらは「臨床経験から効果が認められているもの」であり、すべてが最新の科学ですべて解明されているわけではありません。
しかし、何千年も前から積み重ねられてきた臨床の知恵は、現代を生きる私たちの不調に対しても、驚くほどしっかりと寄り添ってくれます。
おまけに2018年には、WHOが「伝統医療」として鍼灸や漢方を取り入れる方針を示したことも大きな話題となりました。
少しずつですが、鍼灸の認知度や地位が向上していることを、院長としても嬉しく感じています。
鍼灸の幅は広いので「こんな不調でも相談していいのかな?」なんて方もお気軽にお越しくださいね~
痛みの本当の原因を見極め、ずっと通わなくていい身体へ
整骨院・整体に行けば姿勢が悪い!骨盤矯正を。マッサージに行けば筋肉の緊張が原因と言われ通ったけど…
「マッサージを受けた時は楽になるけど…」「電気治療は?」「整体で矯正してもらったけど一時的で…」とお悩みの方が多くおられます。
身体の不調の原因は、筋緊張、血行不良、骨格・姿勢のゆがみ、筋膜のねじれ、自律神経の乱れ、神経圧迫、運動連鎖、筋肉不足など様々あります。
なので骨格だけ、筋肉だけ、姿勢だけといった一方向からの施術だけでは一時的になってしまいます。
当サロンでは東洋医学と西洋医学を融合させた【鍼灸×整体×マッサージ】など様々な視点でアプローチし、身体の状態を整えていきます。
また痛みの原因は、痛みの出ている部位でないことも多いので、全身を細かくチェック・調整することで、筋肉や関節、神経の連動性が高まり、不調のない状態を維持しやすくなります。
ずっと通わなくていい身体を一緒に実現させていきましょう
国家資格保持 / 歴25年
ちゅら鍼灸院 院長
甲子園口・西宮北口で、みなさまの健康と美容をサポートし、おかげさまで業界歴25年を迎えました。
長年の経験で培った経験・技術・知識を活かし、不調改善に向けて、お一人おひとりの状態に合わせた丁寧で最適な施術を心がけています。
痛みや不調を我慢する毎日から卒業し、笑顔で過ごせるお手伝いをさせていただければ幸いです。
西宮北口駅すぐ、甲子園口からも好アクセス。
夜21時まで通える便利な立地
当店は、西宮北口駅や阪急西宮ガーデンズからすぐの好立地に構える、完全予約制の女性専用サロンです。甲子園口エリアからもアクセスしやすく、お買い物ついでや、お仕事帰り(夜21:00まで営業)にも気軽にお立ち寄りいただけます。当日予約も受け付けておりますので、慢性的な疲労や痛みでお悩みの時は、ChuRa鍼灸院 西宮北口へお越しください。